あけましておめでとうございます!旧年中は大変お世話になりました。
本年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
あっという間に年明けですね。「いやー、早かった」「ただただ寝てました!」というお声を年始からたくさん聞きました。といいつつ人事部の皆様さっそく今年の体制作りに臨戦体制なのは流石です。
各社新しい企画を思案中であるのを年始のご挨拶などで感じました。たくさんお話を伺いましたが、印象的だった2点だけシェアさせてください。
1) 中核人材の二極化
これは国内売り上げ比率の高い企業の中核人材の話です。国内売り上げの縮小に伴い、トップからグローバル展開急務との指令が出た時に、明らかにその危機感を受け止め自らをグローバル対応できるよう自己変革する人材と拒否反応を起こしその動きに反発し自分をグローバル化する努力を全くしない人、の二極化です。
後者の人はせっかく頑張ってきたのからもう一山登ってほしいのですが、なかなか頑固で柔軟性に欠ける人が多いのが現状です。こういう人をほっておくと部下を自分側に引き寄せようとするため何らかの対策が必要です。
データをとってはいませんが、前者が20%後者が80%といったところでしょう。
2) 投資すべき人材、投資してはいけない人材
人材への投資のリターンを左右するのは人選だな、と思うことがよくあります。2000年に弊社を起業して15年経過しました。その間様々なリーダー育成に携わってきましたが、10年前の1000万円の投資が何十倍になったと評価される人もいれば、周りから「うーん…」という評価の人もいます。この人選の見極めがなかなか難しいのです。
日本企業は今まで評価基準が曖昧で投資してはいけない人材も選抜されてくる場面に多々遭遇しました。
そろそろリーダー候補の人選方法の再考が必要と思われます。
ということで、今年も皆様から学ばせていただきながら前進していく所存ですのでどうぞよろしくお願い申し上げます。