布留川 勝の人材育成の現場日記

40-50代幹部のグローバル研修から見た「伸びしろ」

2013/01/11

グローバル人材育成

管理職研修

選抜部課長

2012年12月末に、ある企業の部課長向けのグローバル人材育成研修の
最終成果発表会に行ってきた。

この企業では継続して2年間、この研修を導入いただいているのだが、
今年はこの企業の上層部の方のアイデアを頂戴し、グループによる事業提案ではなく、
「海外現地法人の責任者として赴任した時の赴任初日のスピーチ」
という題で、個人で発表をいただいた。

Inspiring & Motivationalという言葉が
ぴったり当てはまるスピーチばかりで、
時にはジョークを交えながら、それぞれの人柄や個性がにじみ出る、
力強い赴任スピーチ
だった。

今回は40代後半から50代後半という、
会社でも重要なポジションを占める参加者ばかりだったが、
今回の成果発表会を聞きながら、一番感じたのが、
「この年齢になっても成長する、伸びしろがある、という達成感に満ち溢れた顔」だった。

私自身も、グローバル・エデュケーションを起業したのは45歳で、
手前味噌にはなるが、その年齢からかなり成長をしたという実感がある。
40代、50代になってもまだまだ成長できる-。そんな同志を見つけたような気分だった。

参加者からは、研修の感想として
・モチベーションの高いチームメンバーに恵まれ、横のつながりが出来たことが嬉しい
・自分を出し切ること、情熱を持って伝えることの大切さを感じたことが一番の収穫
・自分が一皮むけた、やりきったという達成感
・この年になって成長したという実感が嬉しい
など、清々しい笑顔と言葉ばかりだった。

この中から、昨日のスピーチを実際に赴任先でお話される方が
たくさん出てくることを願ってやまない。
彼らなら、現地スタッフからも深く尊敬される、素晴らしいリーダーになるだろう。

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