先日、ある企業(メーカー)の11カ月間のグローバル人材育成研修コースに幕を閉じた。
今期も例年通り、経営陣向けの最終プレゼンテーションがあり、私もオブザーバーとして参加してきた。
上の写真は、発表会後の集合写真である。
(写っているのは、今年の若手幹部候補生16名と、弊社担当コーディネーター明石である。)
この企業のグローバル人材育成研修は、今年で第6期であり、この6年間で合計94名の
グローバル人材が誕生した。
そして現在、北米、シンガポール、中国、インドなどすでに海外で活躍を果たしている多くのOBメンバーがいる。
グローバル人材育成といっても、方針が頻繁に変わり、単なる英語研修に形が変わってしまう企業が多い中、この企業はぶれないで、じっくりと取り組み、的確な人選をタイミング良く行ってきた。
経営陣と人事部の人材育成戦略と強い思いを支援させていただいてきた結果として、当初からのキーワードであったがグローバル人材育成の面展開が、第一フェーズは大成功で通過した。
今後はこの94名に新たな試練を与え、OJT/OffJT両面で更なる飛躍を求めていくことになるだろう。
弊社にとってもとてもやりがいを感じるプロジェクトである。
また、更に重要なことは、このコースにぜひ参加したいという次世代リーダーも続々出てきているということだ。人材育成をしながら、組織開発を同時に行うという戦略がまさに動き始めている好例である。
仕事のできる先輩や同僚や後輩がどんどんグローバル人材化され、周囲が自分も自分もと手を上げ始める仕組みが出来上がったのだ。まさに、「継続は力なり」だ
研修前のTOEICスコアは300点~900点まで幅が広かったが、役員、管理職を含む総勢80名以上が見守る中で、全員が見事な英語によるプレゼンテーションを行った。
下の写真は懇親会でのスナップ。お二人ともいかに自分が成長したか、そして素晴らしい仲間ができたことに感謝しているとを語ってくれた。
平均年齢30代の彼らは、この会社の将来を担う選抜幹部候補生である。
幹部候補人材だけあり、日常の業務は、多忙であるが、全11回25日間のハードな研修を、今年の研修生は、誰一人欠席することなく全日程の研修を修了させた。
そして、11カ月間この研修のために本気で努力し、継続した努力を積んできたことが、最終発表会ではっきりと証明された。
無事プログラムを修了し、卒業証書を手にした彼らの表情からは充実感と達成感、安堵感に溢れていた。
ご担当者の皆様、研修生の皆様、本当にお疲れ様でした!
Don’t forget to Practice,Practice,Practice!!