年初から日経を始め多くのメディアが、日本の経済を立て直すのは、グローバル市場への展開であるという論調を展開している。ただ、これは今年だけの話ではなく、リセッションに入ってからはずっとこの話題が継続していて、食傷気味ではある。
ただ、私の現場感覚では、少し潮流が変わったと感じ始めている。経営陣の「グローバル人材育成への本気度」が違うのだ。ただ、管理職レベルではまだ大きな濃淡があり、一般社員のレベルではまだそれほどの危機感はない。
グローバル人材でない人がグローバル人材になるためには、それなりの「プロセス」を踏むことが必要だ。ある日突然「グローバル人材」が誕生するわけではない。ただ、そのプロセスをきっちり踏んでいけば、必ず道は開けていく。
外国人から「お、この人なかなか魅力的な日本人だな。こういう日本人と仕事がしてみたい」と言われるようになると、グローバリゼーションの中で人生はより充実してくる。そして、ますます、その人のグローバル度に磨きがかかる好循環サイクルになる。この10年間でそんな人たちをたくさん見てきた。
では、企業内で、なぜ「グローバル人材」は育たないのか?
それは、間違った育成方法を続けてきたからである。グローバル人材育成=英語研修という非論理的な呪縛からなかなか抜け切れないのが大きな原因だ。
英語が話せるようになると、すべてがうまくいくのだろうか?
グローバル人材になるためのプロセスは単純である。
次の4つのプロセスを抜けていくことである。
1 Why 自分はなぜグローバル人材にならなければならないのか?メリットは何か?
2 What グローバル人材とはどんな人材のことなのか?
3 How 自分の生活の中でどのように「自分グローバル化プロジェクト」を進めていくのか?
4 Just do it! 「Practice, Practice, Practice!!」
この「4つのプロセスの抜け方の1日セミナー(パーソナル・グローバリゼーション
「自分グローバル化プロジェクトの始め方」)」を1月21日(土)に神谷町で開催する。
すでに大手企業の3,000人以上が受講しており、手前味噌になってしまうが、
「自分の中でもやもやとしていた漠然とした危機感が解消されて、
何をすべきかがクリアになった」など、多くの嬉しい声をいただいている。
詳細はこちら→http://www.personal-globalization.com/seminar/pgseminar07_20120121.html
写真は昨年の第一回目の様子。
G研のメンバーの方々には、特別価格も設定しているので、お時間があったらご参加いただきたい。