一昨日は30代選抜グローバル要員研修の初日でキックオフの講師を担当した。人材さえ揃えばグローバルで今後大きな展開が可能な企業であり、さすがに人選も的確であった。
前回のブログでは40-50代の幹部のグローバル化研修が増えているというレポートをしたが、30代次世代リーダーのグローバル化は、投資効果の面から多くの企業がより力を入れている。
実際、受講者の真剣度も高い。今年で3年目であるが、過去2年で計30名が受講し、そのうち14名がすでに海外赴任している。
現在30代の人材は、いずれにしろこれから定年までの20-30年で、先進国と新興国のプロフェッショナル人材と協働していくことは避けられない。
日本企業であっても、社内で外国人とのポジション争いは普通のことになるであろうし、上司、同僚、部下、顧客、ベンダーも外国人の割合が増えるのは間違いがない。
この研修は、これからの半年間、英語の自己学習、アサーティブネス、グローバル人材としての思考ツール、コミュニケーションスキル、そして実務知識を学んでいく予定だ。
今後3-10年先のグローバル展開を見据えた人材育成。30代のA級人材のグローバル化を毎年着実にOffJT・OJTの両面から面展開する戦略はグローバル人材育成の正攻法である。