先週入社2年目の若手社員の海外研修キックオフがあった。私がファシリテーターになり、グローバリゼーションの本質は何か、世界で何が起きているのか、今若者は何をすべきなのか、どうすればグローバル人材になれるのか、について考えるセッションを持った。
入社2年目とはいえ、すでに戦力の一部となった社員を海外に数ヶ月派遣することは、コストのことだけではなくビジョンがなければできない。すなわち、企業としてグローバル市場で勝ち残っていくことの決意と人材育成の本気度であり、5年後のグローバル市場でリーダーシップを発揮できる人材像(マインド・スキル・知識)がクリアに見えていなければならない。
私は、30数名の若者がこの海外研修で、グローバリゼーションとは何かを強烈に体験し、その結果視野が広がり、どこの国のどんな人とも協働し、時には戦うことのできる以下のような人材に成長することを信じている。
『自立していて、軸があってぶれない。
ビジョナリーで柔軟性に富み、
ロジカルかつクリエイティブで全体を俯瞰できる思考力。
そして、状況に応じて最も効果の高い
コミュニケーションのツールを使いこなせ、
それらを表現できる英語力を持つ』
帰り際にこちらの会社の社内報を拝見した。
4年目社員となった過去の海外研修参加者4名と社長の対談の模様が掲載されていた。皆、一様にたくましい顔つきになっており、確実に会社の力になってきている様子が伺えてとても頼もしかった。
写真は当日の様子。