先週大手製薬企業の研究開発部門において『グローバリゼーションとグローバル人材』についての講演を依頼いただき私見を述べさせていただいた。
内容としては、以下の3点である。
1)グローバル企業において人材獲得戦争(War for Talent)がおきている背景。
2)新興国低賃金人材が急激にグローバル化している事実とそのことが日本人など高賃金でグローバル化していない人材への脅威になっていること。
3)グローバル人材の定義と自分をグローバル化する方法
日本企業において毎日日本人と日本語を使い阿吽の呼吸で仕事をしている人たちには絵空事のような話に聞こえるかもしれないが、昨今企業の幹部はそれが決して自分と無関係ではなくなってきたことを日増しに感じ始めている。
グローバリゼーションの進展は超高速である。しかし、自分のグローバル化は時間がかかる。この時間差を読めないとあっという間に取り残される。
写真は当日の様子。