昨日はT社において、「グローバル要員育成研修(11ヶ月間)」がスタートし、16名の次世代グローバルリーダー候補が参加した。私が講師としてグローバル人材のマインド&スキルセットの解説とケーススタディをファシリテートし、右脳型英語学習法を使って1年間自己学習するメソッドについて話した。そして、弊社講師のDr. Doughertyが、コースのアイスブレークとして、米国のドラマを使って非言語(ボディランゲージ、声のトーン、表情など)の効果的な使い方のセッションを持った。
日曜であるにもかかわらず、社長自ら研修会場にかけつけ、グローバル人材の心構えとQ&Aセッションを開いてくれたのには感動した。 T社のグローバルビジネスの陣頭指揮を取っている社長らしく、講話には説得力があり、経験に裏打ちされた言葉は、私自身大変勉強になった。業界トップ企業の社長がこのように研修の現場に足を運び、社員と直接対話することは、まさに社長としてのリーダーシップである。
参加者は各部署で頭角を現している人材ばかりで、次のステップは、「本人のグローバル化」である。年齢は35、6歳が中心であるが、若さとパワーに溢れていて、社長や人事部長にとっても頼もしい存在だろう。
ただ、この「本人のグローバル化」はなかなか難関である。
そこで、Dr. Dougherty は、こう切り出した。
The biggest obstacle to your success is YOU(成功への最大の障害物はあなただ)!
今日もビジネスにおける思考ツールのセッションが開かれている。11ヵ月後の成長が楽しみである。
写真は昨日のセッションの一場面