昨日、4月25日(木)に第86回グローバル人材育成研究会
『不安な時代のキャリア形成と自分をプロ化する仕事の「7つの行動原則」』を開催した。
今回は、私から『不安な時代のキャリア研修とは? 』
と題してキャリア研修をデザインすることの大切さ、
また進展するグローバル化で国際競争力を失いつつある日本での、
今後のキャリア研修についてご担当者様とディスカッションを交えながらお話した。
キャリア研修の問題点や各社の状況として
下記のようなものが挙げられ、有意義なディスカションとなった。
・バブル世代や、会社でのキャリアが保証されていた世代への
キャリアに対する危機感の植え付けや、グローバルに対する意識づけの難しさ
・年功序列や終身雇用制度の崩壊、また個人の価値観の多様化により、
自分自身のキャリアに対するリスクマネジメントやビジョンを高めていくことの難しさ
・欧米型のように専門性を磨いてジョブホッピングをしていくスペシャリストか、
社内でのジョブ・ローテーションが出来るジェネラリストのどちらを育成すべきか
また、今回は、2つのTEDの動画をご覧いただいた。
・「ジョン•ホッケンベリーの「人生をデザインする」
(http://www.ted.com/talks/lang/ja/john_hockenberry_we_are_all_designers.html)
・「ラリー・スミス 「あなたに夢の仕事ができない理由」
(http://www.ted.com/talks/lang/ja/larry_smith_why_you_will_fail_to_have_a_great_career.html)
とても興味深い動画なので是非、皆さんにもご覧いただきたい。
第二部では、堀田講師の『最速最短で自分を成長させるための7つの行動原則』
の研修をご紹介した。
「勉強」と「仕事」の違いや、またどんな仕事にも通用する7つの行動原則の中から
今回は特に「価値創出」、「守破離」、「両立」を中心に
仕事のプロを育てるために必要な要素をお話しいただいた。
ご参加いただいた皆さんにも様々なワークを通して、
主体性を持って自分のキャリアを選択し、作り出していく事の大切さをご体験いただいた。
この研修の対象層は、基本的には入社3年目など、仕事である程度の経験があるが若手社員だが、
中間管理職や上司の方にも受講していただくことで、
上司と部下との間に仕事に対する共通意識や言語が生まれ、より効果的な研修となる。
5月18日(土)にも堀田講師による公開セミナーがあるので、
ご興味のある方は是非ご参加いただきたい。
http://www.personal-globalization.com/seminar/pgseminar24_20130518.html
<終了後、堀田講師と弊社ディレクター福田聡子と一緒に >