10/19(金)に外資系メーカーでの社内ビジネススクールが最終回を迎えた。
25名の30~40代前半の選抜リーダー向けのプログラム、7ヶ月間計21日を通して、
より幅広い分野、高いレベルでのマネジメントを担えるよう、MBA科目を学ぶハードな内容だ。
弊社では「組織行動」(斧出吉隆講師)、「アカウンティング」、「ファイナンス」(北川哲雄講師)の
計3科目9日間にて参画する機会を頂いた。
さすがに全社各部門から選抜された25名だけあって講師陣も彼ら、彼女らの優秀さを絶賛していた。担当の近藤からの報告によると、自分たちの専門外の内容、難しい内容であっても、決してあきらめることなく、積極的に参加する姿勢を常に見せ、どんどんフィードバックをし、アウトプットを出す姿勢に、講師陣もいつも以上に参加者との知的刺激を楽しんでいる様子だったそうだ。
また、研修終了後の打ち上げ懇親会での女性参加者の方のおひとりの言葉が印象的だったと報告を受けた。
「始まった時は、1か月に3日間も業務から離れなければならず、しかも研修内容もどれもハードな内容ばかり。
最初の回の事前課題を見たとき、正直なところ、これは大変だ。こんなの出来るのだろうか。早く終わらないだろうか、と思ってしまいました(笑)。しかし、皆さんと共にこの7か月間を乗り越えた今、来月からはもうないのかと考えると少し淋しい感じもします。(中略)これだけの投資をして頂いた会社にどう貢献していけるか。それぞれの立場で貢献しつつ、私たち同期もチームでも実践していきましょう」
時代と共に少しずつ改訂しつつも、20年近く続いているプログラム。
現経営陣など幹部層にも卒業生が多くいらっしゃるとのことだ。
この話を聞いて、やはり改善を加えつつも継続していくことは組織風土につながり、組織の強さになっていくのだと感じる。
まさに、「継続は力なり」なのである。
変わりゆく経営環境の中、新たなリーダー候補らはどのように会社に貢献し、組織を率いていくのか楽しみである。
写真は研修終了後の懇親会の模様。