先週の月曜日に新里聡さんをお招きして、グローバル人材育成研究会の分科会を開催した。昨年の7月にご登壇いただいてから、半年ぶりであるが、午後のパートがすぐに満席になってしまい、急きょ午前中にも開催した。少人数の分科会なので、とてもアットホームで和やかな会になった。新里さんは独特な雰囲気の持ち主で、受講者はとてもリラックスしてオープンになる。これはなかなかまねしようにもまねができない。
当日のレポートはこちら
→http://www.globaledu-j.com/cms/whats/2009-0202-00001.pdf
拙著『パーソナル・グローバリゼーション』の中でも、セルフエンパワーメント(深い自己理解に基づいた自己強化)を、グローバル人材のマインドの中核として位置付けているが、新里さんも、今回エンパワーメントについて取り上げていた。
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エンパワーメントとは、
人にパワーを与えるということではありません。
人には本来、
知識や意欲という形のみなぎるパワーが備わっていて、
最高の仕事をしようとするものなのです。
エンパワーメントとは、このパワーを引き出すことです。
K.ブランチャード, J.P.カルロス, A.ランドルフ著
一分間エンパワーメント ダイヤモンド社
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新聞では連日暗い決算予想が発表されている。弊社クライアント企業名も目につくようになってきた。次世代グローバルリーダー育成コースを受講している方々の顔を目に浮かんでくる。相当厳しい状況でのリーダーシップが問われていることだろう。
この大不況は個人がコントロールできるものではない。だが、自らのパワーを引き出し、周囲の意欲を引き出すことは可能である。それが「エンパワーメント」である。
新里さんの、2日間コース終了後は、確かにみんなパワーがみなぎっている。
これはすごいなー、といつも思うのである。
写真は当日の様子。