先週中国の蘇州に出張してきた。私が日本でのプログラムディレクターを務めるカーネギーメロン大学ISRIの中国オフィスがあり、今後日本からの研修プログラムを展開する計画の打ち合わせが主な目的である。韓国のソウルにも同オフィスがあり、昨年訪問してきたが、これで米国ピッツバーグ本校と合わせて4拠点が協働できる状況になってきた。
蘇州カーネギーメロン大学オフィスは蘇州工業園区(Suzhou International Science & Technology Park)内にあり、Suzhou Dushu Lake Higher Education Town
(http://www.sipedi.cn/sipedi/English/)にも隣接しており、今後様々なグローバル人材育成プログラムを開発・展開していく予定である。
蘇州工業園区は、1992年9月シンガポールのリー・クアンユー上級相が訪中し、蘇州市長との出会いから始まった。蘇州工業園区を車で抜けていくと、当社のクライアントのロゴがあとからあとからあらわれてくる。この区画整備の行き届いた美しい街並みは、私の中国のイメージを一変してしまった。
まさに、百聞は一見にしかず。
この地域が今後最も誘致に積極的なのは、工場ではなくR&Dやソフトウエア開発などであり、明らかに高付加価値型ビジネスを戦略的に追求していくのだ。
また改めてレポートさせていただく。
写真は、蘇州カーネギーメロン大学オフィスのスタッフ。私の左後ろがピッツバーグ本校のDr. Grasso, 右後ろが蘇州オフィスのZhao Yue代表。