昨日の午前中のセッションにWallitの創業者Veysel氏がサプライズゲストとしてやってきた。
紹介されなければUCバークレーの普通の学生にしかみえない。ただ、彼にはWallitの開発が終わるとすぐに100万ドル(8000万円)の投資がベンチャーキャピタルから入った。
彼が簡単なプレゼンテーションを行うと数日間でそのほとんどが集まったというから驚きだ。
日本からも誰もが知っている人物がその中に入っている。
WallitがFacebookになるのか、Veysel氏がザッカーバーグになる可能性があるのかは誰もわからない。
彼は今回の参加者と同年代と言っても差し支えのない20代後半のUCバークレーの博士号の学生だ。
今回の参加者とのセッションは、自分と同世代でこういう人材がITフィールドにいて、起業家とベンチャーキャピタリストの構造がどうなっているのかについての理解につながったはずだ。
年齢も国籍も性別も関係なく創造性と実行力があればどんどん大きなことにチャレンジできる社会構造がなかなか日本に根付かないのが残念だ。