昨年12月に、大手コンサルティングファームにて、カリフォルニア大学バークレー校のビジネススクール、
Haas School of BusinessのMOTプログラムディレクター、Andrew Isaacs教授によるセッションを行った。
Isaacs教授にはグローバル人材育成研究会(G研)にも度々ご登壇頂いているが、親日家であり、シリコンバレーのイノベーティブな企業、欧州のグローバル企業向けのプログラムをデザインしており、その知見の広さは刺激的であり、情熱溢れるスタイルはいつも楽しみにしている
今回は多様性に富んだ7名のパートナー、コンサルタントの方々とIsaacs 教授を囲んでのとてもインタラクティブなセッションとなった。
・ディスラプティブイノベーション(破壊的イノベーション)をどう捉えるか?
・シリコンバレーをどう活用するか?
・Google、アップル、P&Gなどイノベーティブな会社の戦略から学ぶべきことは?
・日本企業の方向性は?
このようなトピックでの、非常に密度の濃いディスカッションとなり、参加者、Isaacs教授共に次の機会を楽しみにしながら終わった。 ご担当者が表現されたようにまさに「知的格闘」であった。
このセッションを通して、今、日本企業に求められているのは、「グローバルかつイノベーティブな人材」だとひしひしと感じている。
前回のブログでも述べたが、2011年は各社でグローバル人材育成の枠組みが大きく変わり始めた年、というのが実感だ。
しかし、ようやく従来の「グローバル人材=仕事が出来る人+英語力、異文化理解」という枠組みから脱却し始めたところであり、世界中のAクラス人材を採用・配置・育成・評価しているグローバル企業との差は歴然である。
2012年は、グローバル人材育成も、更に進化させなければならない。
多様性をマネジメントして革新的な価値を産み出す。そうした人材だ。
1月18日(水)のG研では、以下のポイントにフォーカスを当てる。
●イノベーティブな組織を作るためには?
●新興国のスピードを体感できるような研修はないか?
●自社ニーズに合ったカスタムの海外研修はないか?
改めてグローバル人材育成の方向性について皆様のご意見を頂きたいのでぜひご参加を!