一昨日ヨーロッパから帰国した。今回はEUのビジネススクール2校を訪問した。1校は先日レポートしたスペインのIESEであり、もう1校はパリにあるINSEADである。私の隣の女性はカスタムプログラム担当のDr. Benassi。
日本企業のエグゼクティブ教育などについてさまざまな意見交換をした。Dr. Benassiはまだ来日経験がないということであるが、G研で日本企業の人事部の方々とも意見交換をしたいと言われていたので来年には皆さんにご紹介できるよう進めていきたい。
写真左はキュービクル右はBreakout roomと呼ばれるディスカッション用の小部屋である。キャンパス内にかなりの数があり、INSEADは少人数でのディスカッションを非常に重視しているとのことだ。
INSEADは、パリから電車で30分ほどのフォンテンブローの森に隣接し、ハーバードビジネススクールの卒業生が1959年に設立した学校である。MBAは1年制であり、70カ国以上の学生が在籍しているダイバーシティ重視の学校であり、シンガポールにもキャンパスを持っている。
ただ、「我々はフランスの学校でも、シンガポールの学校でもない。グローバル・スクールである」と宣言しているように、米国系ビジネススクールに対抗して、ヨーロッパのビジネススクールという軸を持っているわけではない。
弊社では、企業の役員や幹部がビジネススクールに派遣される際のコンサルティング及びコーディネーションをサポートさせていただいているが、INSEADのエグゼクティブプログラム参加者の印象は、教授もスタッフもフレンドリー且つ参加者もバランス良く多国籍で、学びながらグローバルを体験できてよかったという意見が大多数である。
左の写真は、キャンパス内のカフェテリア。私もランチをご馳走になったが非常においしかった。さすがフランスである。
エクゼクティブプログラムの最新の情報も持ち帰って来たのでご興味のある方は弊社までコンタクトしていただければご説明させていただける。