布留川 勝の人材育成の現場日記

チームパワーで全員グローバル人材

2011/06/14

グローバル人材育成

HA

先週大手製造業の1年間のグローバル人材強化研修が終了し、役員及び幹部への発表会があった。今回は震災の影響もあり、発表会の時期も延期になり、各メンバーの準備も十分でなく心配していたが杞憂に終わった。実務に即した会社への提案が盛り込まれ、トップからも内容的にもプレゼンテーション的にも合格点をいただけたようだ。
メンバーそれぞれの方々の表情も自信にあふれ、苦しい1年間を共にした仲間との連帯感がひしひしと伝わってきた。ある参加者が『布留川さん、最高のメンバーと巡り会えた。一生付き合っていきますよ!』と言われていたのが印象的だった。

この研修の投資効果は大きく分けて以下の3点である。

1) 人材開発:コア人材や次世代リーダーがグローバル人材化し、グローバル展開の即戦力となる。
2) 組織開発各部署のリーダー人材がグローバル化することの組織への波及効果
3) チームビルディング:なんでも話せ助け合う組織横断型の強いチームが出来上がる。

このグループ企業では、世界数10万人の全従業員の人材データベースをつくり、管理職以上の評価基準も世界で統一する方向である。優秀な経営幹部層を世界から見つけ出し更なる競争に備える戦闘態勢だ。

懇親会で世界中を飛び回る取締役のG氏と最近のグローバル展開の人と組織について意見交換をしたが「とにかく人材だ!それに尽きますよ。』と力説されていた。グローバルな現場の指揮官の言葉だけに説得力があった。

写真は懇親会。

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