先週の日曜に上海から帰国して、翌日の月曜と火曜に新入社員グローバル研修の講師を担当した。
それぞれ約400名と100名の参加者であったが、昨年にも増して真剣度が高い。
やはりメディアが、「グローバル人材」の重要性を発信していることも影響しているのだろうか。いずれにしても、講師としてはやり易いしやり甲斐もある。
今年に限らずであるが、外国人、特に中国人と韓国人の新入社員の優秀さと積極性は目を見張るものがある。ソニーが2013年から、外国人社員の割合を30%にするという報道があったが、今後この傾向は加速するであろう。受け入れ部署にしても、新興国市場を開拓するには彼ら彼女らのような物怖じせずかつ英語と中国語に堪能な人材は喉から手が出るほど欲しくなるに違いない。
そんな中楽しみなのは、日本人の新入社員にも新しいタイプが多く出現してきたことだ。
彼ら彼女らの多くは、先進国と新興国の同世代をつぶさに観察し、危機感とグローバリゼーションのダイナミズムを同時に体感してきた「留学経験者」だ。
写真は当日の様子