7日にコロンビアビジネススクールのエグゼクティブエデュケーションのBarbara Gyde氏(Executive Director)をお招きしG研44回を開催した
コロンビアビジネススクールはアイビー・リーグのコロンビア大学の経営大学院である。アイビー・リーグとは米国東部の8大学(アルファベット順にブラウン大学、 コロンビア大学 、コーネル大学、ダートマス大学、ハーバード大学、プリンストン大学 、 ペンシルベニア大学、イェール大学) で構成されている。
G研では、コロンビアビジネススクールとハーバードビジネススクール、そしてアイビー・リーグではないが、西部の上位校UCバークレーと定期的にセッションを開いている。
今後はEUやアジアのビジネススクールとの研究会も予定している。
私は、調査のためにビジネススクール上位校のエグゼクティブプログラムを実際受講したり、カスタムプログラムのコーディネーションや企業派遣の参加者がお客様状態にならないように準備コースのデザインも行っている。
そして、受講者の『Before・After』をリアルタイムでインタビューやアンケートから観察し、その投資効果や本人の行動変容を見てきている。
この20年間を振り返ると、日本企業のMBAやエグゼクティブプログラム派遣は、人材への投資としては決して成功とは言い難い。
MBAに関しては「転職」、エグゼクティブプログラムに関しては「参加者が発言できずお客様状態」というのが、表面化している課題である。
ここ数年は、弊社がコーディネートさせていただいたエグゼクティブプログラムご参加者は、充分な事前準備コースをこなし、プログラムに自ら貢献しグローバルリーダーとしての自覚と自信をつけてきている。これには、ビジネススクール側も高く評価している。
今回の研究会は、そのような現状を踏まえ、直接「人材育成ご担当者とGyde氏がコミュニケーションを取る機会」を持ち、エグゼクティブプログラムの有効活用を考えるよいきっかけになった。
ご参加者からも「Good question!」が相次ぎ、Gyde氏もこの機会に感謝されていた。
当日のレポートは近日中にこのサイトにアップさせていただく。
(写真は質疑応答中のBarbara Gyde氏)