布留川 勝の人材育成の現場日記

自然に毎日、自己強化ををしている人々

2009/05/22

エッセイ

リーダーシップ

BlogF19日にグローバル人材育成研究会33回『コア人材に眠るリーダーシップを引き出す!活力あるリーダー育成のためのセルフエンパワーメント』を開催した。今回のゲストは、野呂理さんとクレディセゾンさんの人事部長武田雅子さんである。野呂さんとはもう5-6年のお付き合いで、クレディセゾンさんも含め多くの企業の管理職向けリーダーシップ研修で協働させていただいている。野呂さんは人気がありすぎてなかなか日程が取れないのが難である。研究会では、3時間弱しか野呂さんのセッションをご体験できなかったが、やはり多くのご参加者から高い評価を頂いた。

BlogC武田さんも、やはりもう6-7年お世話になっている。30代で人事部長、しかも女性であるから注目されている。先日も、NHKの『ソクラテスの人事』に出演されていたのでご覧になった方もいらっしゃるのではないか。

私は、「企業と人材」(産労総合研究所発行 5月5日号)に、「教育スタッフにこういいたい!」を寄稿させて頂いた。『すごい教育スタッフ』の軸は、「ビジョン力」、「デザイン力」、「コーディネート力」であると私は考える。武田さんはこの3つの要素をバランスよく持つ方であるが、その根本にあるのは、『社員の為』という軸であることを何度も感じる機会があった。それも、その思いが並外れて強い

BlogA後半、私から武田さんと野呂さんにインタビューするセッションを持った。お二人には共通点がある。いつお会いしても生き生きとしていて、どんどん人間としての魅力が増してくる。武田さんは大きな組織の管理職として、野呂さんは大手研修会社から独立してリーダーシップの講師としてであり、あり方は違うが、常に人生を前進していく。

お二人とも、無意識に自然に毎日の生活の中で自己強化(セルフエンパワーメント)する体質である様に見える。

野呂さんのコースは、2日間で参加者が自分の価値観【自分は何者か・何が大事なのか・どのように目的を達成したいのか】に気づき行動変容を起こす。

不況の中で、すぐに利益につながるスキル重視の傾向があるが、エネルギーが低下した状態で、スキルスキルといっても空回りする。逆に、自然に毎日の生活の中で自己強化(セルフエンパワーメント)する体質を持つことにより、仕事の現場が学びの場になる。

当日のレポートは近日中にアップさせて頂く。

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